
- 今井 敦アーキサイトメビウス株式会社 代表取締役/一級建築士静寂の中に美と快適さを表現すると共に、住まう人の感性を刺激し、癒す空間を追及する建築家。都心邸宅建築の第一線で活躍し、数多くの傑作を生み出している。東京建物「高輪プロジェクト」における設計・デザインをトータルに手がける。


ブリリア高輪プロジェクト、
その思想が新たに華ひらく。
「ブリリア高輪レフィール」は、高輪の格式を邸宅として描く、東京建物「高輪プロジェクト」の第三弾。
真の山の手と呼ぶにふさわしい高輪四丁目最高峰の地との出逢いにより、
意匠やクオリティにおいても「高輪の頂き」となるレジデンスを目指しました。
高輪4丁目の品格を映す私邸「ブリリア高輪レフィール」。
ここに込めた想いとこだわりについて、設計・デザインを手がけたアーキサイトメビウスの今井淳氏にお話を伺いました。


高輪という場所は、古いものから新しいものまで揃う、とても懐が深い土地だと思います。昔ながらの細い路地が多く、その道の繋がりが場所ごとの時間を繋いでくれる。そんな古くからの邸宅地としての雰囲気を素直に感じることができます。中でも本プロジェクトは、三方を道路に囲まれた丘の上で、しかもボリュームのある土地。このような立地と巡り会えたことに感謝の気持ちを覚えました。
デザインを手がける上で大切にしたのは、「この街の風景を継承する」という想いです。「高輪プロジェクト」を続けて手がけるうちに、街のもつ風情や暮らす人たちの雰囲気が体に馴染み、染み付いていきます。その感覚の中で、高輪が持つ「優しさ」をかたちにしたいと考えたのです。
フォルムもマテリアルも植栽も、5年後10年後にはさらにこの街にフィットする、永く高輪のレジデンスの指針となるようなデザインを目指しています。


本プロジェクトでは、ボリュームのある整形地に誕生する利点を活かして、レジデンスの“顔”と呼べる部分をつくりたいと考えました。それが車寄せのある二層吹き抜けのメインエントランスです。高さや奥ゆきを贅沢に使うからこそできる豊かさの表現。シンボルツリーと共に織りなす表情は、生活感を遠ざけ、非日常の趣きを生み出します。私たちが描いた、本プロジェクトにおける上質さの答えを、まずはここから感じていただけると思います。
共用部においては、一つ一つの空間にゆとりを創出し、そこにマテリアルの素材感や抑揚のある光を融合させることで、住まう方だけの誇りを生み出したいと考えました。
特徴的なのは、共用空間を広く確保できたからこそ実現した、ラウンジの暖炉と建物の中心にある水盤。これらは単に上質さを演出するためだけに配置したのではありません。人の手でつくられた建物の中に、炎や水のゆらぎという人の手でコントロールできないものを組み合わせることで、真に豊かな住まいが完成する。そんな私たちの建築思想がこの設えに込められています。そして、みなさんがここで暮らすことで、住まいの鼓動が動き始めるのです。

私たちの視点で、この地がもつ品格や風景をかたちにした「ブリリア高輪レフィール」。このレジデンスがどのように映るのかは、人それぞれだと思います。モダンだと感じる方もいれば、クラシックに見える方もいるでしょう。ただデザイナーとして考えるのは、どのように感じた方でも、このレジデンスを長く愛し、暮らしていただけることが、なによりの喜びだということです。そんな想いが詰まった「ブリリア高輪レフィール」。みなさんにお届けできる日を楽しみにしています。
